6/9(日)林家たい平独演会Vol.57「天下たい平」

笑点でおなじみ!林家たい平師匠の独演会にゲスト出演させて頂きました!


2013/6/9(日)横浜にぎわい座で行われた「林家たい平独演会Vol.57『天下たい平』に出演させていただきました。詳しいレポートが遅くなってしまいましたが、書かせて頂きました。

さて、この出演。ダンス界では多少名が通っていても、一般的にはまだまだ知名度のないJimexLatinoが、なぜたい平師匠の独演会に?と思われる方も多いことでしょう。

実は、たい平師匠は武蔵野美術大学出身で私(Jime)の先輩にあたるのです。
私が大学1年生の頃、心理学の授業のゲスト講師として、まだ二つ目だったたい平師匠がいらっしゃいました。
その話術は素晴らしく、笑ったり共感したりとすっかり引き込まれてしまった私は、授業後師匠に挨拶に行ったのですが、師匠はそこで「良かったらぜひ聴きにおいで〜」と寄席のチケットをくださいました。

その寄席は「若手研精会」という、若い二つ目の方々が多く出ている会でしたが、たい平師匠はピカイチでドカンドカン笑いをとっており、私もすっかり大ファンに。終演後お礼を言いに訪れると、「飲みに行こう!」と誘ってくださり、そこから長いお付き合いが始まったというわけです。

定期的に師匠の寄席に足を運び、その度に飲みに誘って頂いて本当に楽しくありがたい時間でしたが、想像通り師匠はすぐ真打に昇進され、TVでも大人気になっているのは皆さんご存知の通りです。

一方、私は大学でデザインを学びながらもダンスを始め、卒業後も仕事をしながらダンスを続けて全日本チャンピオンになれたわけですが、その間もたい平師匠の寄席には足を運んでいました。当然近況報告としてダンスの話もしていたのですが、ある日師匠が「いつか一緒に何かやりたいね〜」とおっしゃってくださったのです。「はい、ぜひ!」と言いつつも、そんな夢物語があるはずもなく日々が過ぎて行きました。

その後私達は競技を引退し、ラテンの講師や審査員、デモンストレーターとして活動していましたが、このJimexLatinoの活動を始め、今年に入ってから聴きに行ったたい平師匠の独演会でそのご報告をしたところ、後日「演芸場の舞台でも踊れるかな?」と電話を頂いたわけです。
びっくりしましたが、師匠はきっと以前話をしてくれていた事を覚えてくださっていたのだと思います。それに「始めたてのJimexLatinoを応援してやろう」という心意気ひとつで、声を掛けてくださったのでしょう。本当に嬉しかったです。

そしてこの公演。お弟子さんのあづみさん、師匠の一席、そして仲入りが入ってから私達の出番でした。
今回用に作ったオープニングと共に登場し、チャチャチャ、サンバ、ルンバの3曲を披露させて頂きました。
毎回Buriが衣裳を替えをするため、その間私が話をして間をつなぎましたが、上手く話せたかどうか...(^_^;;;

お客様達は、噺を聴きに来ているわけですから、いきなりダンサーが出て来てさぞビックリしたかと思います。スミマセン!でも師匠は「ここを聴きに来るお客様はきっとJimexみたいなダンスを生で見たことがない人が多いはずだから、ぜひ見てもらいたいんだ」とおっしゃていました。
…いかがだったでしょうか?(^_^)

私達も何とか師匠にちなんだ踊りが出来ないかと考え、最後のルンバは師匠の曲「芝浜ゆらゆら」で踊らせて頂きました。曲が始まって笑いがおきたところをみると、皆さん喜んで頂けたのではないかと思います。

いやぁ、本当に夢のような舞台でした。このような場を与えてくださったたい平師匠に心から感謝です。
師匠、本当にありがとうございました。

そして、見てくださった皆様、ありがとうございました。
またどこかでお会い出来ることを楽しみにしております。(^_^)


〜JimexLatino〜



にぎわい座入口

楽屋部屋割り

楽屋前の廊下

楽屋にて。Buriの衣裳はルンバの時のもの

打ち上げにて師匠と

師匠は居合わせた若者にサインをしていました(^_^)自分も学生時代に貰ったものを今でも大切にしています

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